半導体不足の影響

半導体業界の国際団体SEMIは、
2022年1―3月の半導体製造装置の
世界販売額が前年同期比5％増の
247億ドル（約3兆2000億円）
だったと発表したそうです。

依然として高水準ではあるが21年10―12月
からは10％のマイナスとなり、2年ぶりに
前四半期比で減少に転じた。

製造装置の生産に使う半導体が足りず、
作り込みが遅れ始めているとの
見方がある。
顧客の半導体メーカーが大規模な
増産計画を打ち出すなか、製造装置の
作り込みが追いつかなくなれば、
世界的な半導体不足の解消に
遅れが生じる可能性もある。

製造装置の生産に使う半導体は主に
旧世代品が多いが、自動車メーカーなども
確保を急いでいる。
製造装置メーカーの購入量は
自動車メーカーに比べ少なく、調達難が続く。

各社は代替の調達先を確保したり、
回路の設計を変更して使用する半導体を
集約するなどの対策で装置の生産を
止めない対策を重ねている。

ただSEMIによると20年に平均3―6カ月
だった装置の納期は21年7月には
同14カ月に延長。
特定の装置では納期が2年を超えるものもある。

半導体不足で、半導体製造装置も
製造できないのでしょうかね。
半導体不足の影響は大きいですね。